
セラミック治療は、審美性だけでなく歯周病の予防にも効果があるとされています。
歯周病予防のためのブラッシングや生活習慣の改善と組み合わせることで、健康な口腔環境を維持できるのです。
また、セラミック治療による歯茎の変化についても正しい知識を持ち、適切なケア方法を把握しておきましょう。
本記事では、セラミックの効果や歯茎の変化に対する対処法について詳しく解説します。
セラミックは歯周病の予防になる?
セラミック治療は見た目の美しさだけでなく、歯の健康を維持するための選択肢としても優れています。
特に、二次虫歯の予防効果が高いことから、長期的に見ても口腔内の健康維持に役立つと言われています。
では、セラミックがどのように歯周病の予防に寄与するのかについて、詳しく見ていきましょう。
二次虫歯を予防しやすい
セラミックの特徴の一つは、材質が非常に滑らかでプラークが付着しにくいこと。
これにより、虫歯の再発である二次虫歯を防ぐ効果が期待できます。
二次虫歯は詰め物や被せ物と歯の間に隙間が生じ、そこに細菌が侵入することで発生しますが、セラミックはその精密なフィット感と強力な接着力により、隙間が生じにくいのです。
また、銀歯と異なり、セラミックはプラークが付きにくい材質であるため、詰め物や被せ物の周辺に細菌が溜まりにくく、結果的に二次虫歯の予防につながります。
歯周病の予防効果
歯周病は歯の周囲の組織、特に歯茎や骨に影響を及ぼす病気ですが、セラミックの使用が歯周病予防に効果的であると言われる理由の一つは、プラークが付着しにくいことです。
プラークが蓄積しにくいことで、歯周病菌が繁殖する環境が抑制され、歯茎の炎症や歯周ポケットの形成を防ぐ効果が期待できます。
ただし、セラミックが持つ歯周病予防効果は、二次虫歯の予防効果ほど強くはありません。
歯周病の予防には日々のブラッシングや定期的なメンテナンスが不可欠であり、セラミックだけに頼れないためです。
したがって、セラミック治療を受けた後も正しいケアを継続することが重要です。
関連記事:歯周病でインプラントができない理由と歯周病治療の流れについて
歯周病の予防方法
歯周病を予防するには、日々のケアと生活習慣の見直しが重要です。
予防策をしっかりと取り入れることで、歯周病のリスクを大幅に低減できるでしょう。
ここでは、効果的な歯周病予防の方法について詳しく解説します。
プラークを除去できるブラッシングをする
歯周病予防の基本は、プラークをしっかりと除去するブラッシングです。
ただし、単に歯を磨くだけでは不十分です。効率良くプラークを除去するには、精密なブラッシングが必要でしょう。
予防歯科や定期検診で正しいブラッシング方法を指導してもらいましょう。
また、デンタルフロスや歯間ブラシを併用し、歯と歯の間や奥歯の隅々までしっかりと掃除します。
さらに、プラークテスターを利用し、磨き残しをチェックするのも有効でしょう。
関連記事:歯周病と虫歯の違いと両方の口腔内疾患を予防するための効率的な方法
生活習慣の見直し
歯周病は生活習慣病の一つとも言われています。
日常の生活習慣が歯周病のリスクを高めるため、改善が必要です。
例えば、喫煙は歯周病の進行を早める大きな要因の一つなので、できれば禁煙するのがベスト。
また、疲労やストレスは免疫力を低下させ、歯周病にかかりやすくなります。
十分な休息とストレスの解消を心がけ、免疫力を高めましょう。
さらに、食生活の改善も不可欠です。糖の摂取を控えることで、口腔内の細菌繁殖を抑え、歯周病予防につながります。
定期検診を受ける
定期検診を受けることは、歯周病予防において欠かせません。
歯科医院でのクリーニングにより、日々のブラッシングでは取りきれないプラークや歯石を徹底的に除去してくれます。
また、歯科医からブラッシングや生活習慣に関するアドバイスを受けることで、予防効果をさらに高められるでしょう。
定期的な検診により、歯周病の早期発見と早期治療が行われ、健康な口腔環境を維持できます。
セラミック治療で歯茎が下がるのか?
セラミック治療自体が原因で歯茎が下がるのは、通常考えにくいです。正確な処置がされれば、セラミックが歯茎に直接ダメージを与えることはほとんどありません。
しかし、歯茎が下がる可能性が全くないわけではありません。
例えば、セラミックが適切にフィットしていない場合、食べ物が詰まりやすくなり、歯茎が炎症を起こして下がるケースがあるのです。
また、治療前に口腔内が不衛生な状態であった場合、炎症や感染症が発生し、結果として歯茎が下がることも考えられます。
セラミック治療により歯茎が下がる原因
セラミック治療は、審美性や機能性を高めるための効果的な治療法ですが、場合によっては歯茎が下がる原因となることがあります。
治療過程やアフターケアが適切でない場合に起こることが多いです。
ここでは、セラミック治療によって歯茎が下がる原因を詳しく解説します。
過度なブラッシング
過度なブラッシングは、歯茎に大きなダメージを与える可能性があります。
強い力でブラッシングすると、歯茎の上端が少しずつ削られ、次第に歯茎が下がってしまうのです。
特に硬めの歯ブラシを使用している場合や、セラミックが装着された部分を力強く磨いている場合、セラミック自体にも傷がつきやすく、歯茎のさらなる損傷を引き起こす可能性があります。
ブラッシングは優しく丁寧に行い、適切な歯ブラシを使用しましょう。
関連記事:親知らずが磨けないときに試したいブラッシング方法と痛みへの対処
取り付けが不適切
セラミックは精密に作られた補綴物ですが、取り付けが不適切であると歯茎に悪影響を及ぼしてしまいます。
例えば、セラミックの被せ物が正確にフィットしていない場合、歯茎が圧迫されて炎症が起こるのです。
炎症が長引くと、歯茎が下がり始める可能性が高くなります。
また、装着時にセラミックの高さが合っていないと噛み合わせに問題が生じ、歯茎に負担をかけてしまうでしょう。
アフターケアが不適切
セラミック治療後に適切なアフターケアがされていないと、歯茎が下がるリスクが高まります。
例えば、硬い食べ物を頻繁に食べる、治療部分を過度に強く磨くのは、セラミックを支える歯茎に負担をかけてしまいます。
さらに、口腔内の衛生状態が悪いと虫歯や歯周病が進行し、これが原因で歯茎が下がるでしょう。
セラミック治療後は適切な口腔ケアのため、定期的に歯科医のチェックを受けましょう。
セラミック治療で歯茎が下がったときはどうしたらよいか
セラミック治療後に歯茎が下がったと感じた場合、まずは治療を受けた歯科医院に相談しましょう。
セラミックが歯茎にしっかりと適合していない場合や、セラミックの形状やサイズが適切でない場合、再調整や再作製が必要です。
また、歯茎が下がった部分が見た目に影響を与えていたり、歯の根が露出していたりする場合は、歯茎移植手術などの処置が検討されます。
このようなケースでは、歯科医師としっかりと相談し、最適な治療方法を選択してください。
歯周病予防にセラミックを検討しよう
いかがでしたでしょうか?セラミック治療が歯周病予防に役立つ理由や、治療後の歯茎の変化についておわかりいただけたかと思います。
セラミックは審美性だけでなく、健康な口腔環境を維持するための有効な選択肢です。
しかし、適切なケアを怠ると問題が生じるため、治療後も定期的なメンテナンスを受け、健康な歯茎をキープしましょう。
千歳烏山駅の「オールインデンタルクリニック」では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診察し、最適な治療プランを提案させていただきます。歯周病の予防にも力を入れており、事前のケアを提案させていただけます。歯に関する不安や疑問がありましたら、どうぞお気軽にお立ち寄りください。私たちは、患者様の不安にしっかりと向き合い、丁寧にカウンセリングを行い、安心して治療に臨んでいただける環境づくりを心掛けています。
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オールインデンタルクリニックでは、皆様のお越しをスタッフ一同お待ちしております。
この記事を監修した人
日本
口腔外科学会
認定医


木下 恵泉
鶴見大学卒業後、年 町田市民病院に入職。また、赤十字病院や東京医科歯科大学顎顔面外科の勤務を経て、2018年に森の泉歯科の院長に就任。2023年3月に「オールインデンタルクリニック」を開院。
千歳烏山地区の人のために、自分のことのように相手のことを真剣に考え、1人1人に合わせた最善の治療を提案している。
略歴
2005年3月 鶴見大学 卒業
2005~2006年 町田市民病院(歯科口腔外科) 勤務
2006~2007年 武蔵野赤十字病院(歯科口腔外科) 勤務
2007~2011年 東京医科歯科大学顎顔面外科(歯科口腔外科) 勤務
2011~2018年 けやき歯科 勤務
2018年5月 森の泉歯科 院長就任
現在に至る